市場のトレンド:米中貿易戦争
こんにちは!
今、市場をにぎわせているトレンドを紹介します。
米中貿易戦争
アメリカ合衆国と中国の2国間における貿易問題。
2016年のアメリカ合衆国選挙期間中に現大統領のトランプ氏が中国との間にある貿易不均衡が問題として取り上げました。
2017年に習近平国家主席との会談で、貿易不均衡解消のため米中包括経済対話メカニズムの立ち上げが合意され、アメリカの対中輸出を増やすため100日計画策定が取り決められたのですが、2017年7月に行われた閣僚級の交渉は進展せず・・・・
2017年8月トランプ政権が中国に対して不公平な貿易慣行がないかアメリカ通商法スーパー301条に基づく調査開始を検討
2017年11月米中首脳会談で対中貿易赤字削減のために総額2535億ドルの商談が調印
⇒ほぼ覚書や協議書だったようです。
2018年1月~中国が対米貿易額を発表!貿易黒字は2758億1000万ドルと過去最高額。
・3月~4月にかけて、アメリカが緊急輸入制限を発動し、中国からの輸入品目に追加関税を行う方針を発表。
・これに対して中国は128品目のアメリカ製品に対して約30億ドルの追加関税をかける報復にでる。
2018年7月6日アメリカが中国から輸入される818品目に340億ドル規模の追加関税措置を発表、中国も同規模の報告関税を発動。
その後、8月に第二弾、9月に第三弾の関税措置を発動。
こんなかんじで貿易摩擦を巡って泥沼化しています。
しかし、トランプ政権は中間選挙が迫っていることから、それに向けた対策なのでは?とも言われています。
この一連の動きはいつまで続くのでしょうか?!
世界貿易大戦につながる可能性も指摘されているだけに目が離せないトレンドとなっています。